先日9月1日は防災の日でしたが、本校でも本日9月5日に避難訓練を行いました。ランチルームから出火した、という設定で本来は外の掲揚塔まで避難する予定でしたが雨天の為体育館への避難に変更となりました。
緑の時間終了後、3時間目が始まってすぐに訓練がスタート。子ども達は校内に鳴り響くサイレンに耳を澄ませ、地震なのか火事なのか、どこに避難したらよいのかを知らせる放送を注意深く効くことができました。
放送が終わり次第、ハンカチなどを口元にあて静かに廊下に整列。姿勢を低くしながら体育館へと向かいました。
避難が終わった後は、実際に火事にあった場合、どのような状況になるのかを体験しました。
わかば教室に体に害のないスモークを焚き、その中を実際に歩いてみる、というもの。子ども達は「高い所より低い所の方が煙が少ない!」「口元を押えていても煙が入ってくる…」「真っ白で何も見えない!」とそれぞれの感想を口にしていました。また、子ども達が教室に出入りする際にほんの少しの間教室の戸を開けただけで、煙が廊下に充満してくる様子に、煙が広がる速さを実体験し、改めて火災の恐ろしさを実感することができました。
子ども達はとても貴重な体験をすることができました。これで、実際に火災にあった際(もちろん、そんなことはあってほしくはありませんが…)の心構えができたのではないでしょうか。私たち緑町小の職員も、火災を起こすことのないよう、これからも十分留意していきたいと思います。
ご協力いただきました、消防署職員のお二方、ありがとうございました。
(文責:すずき)
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