本日の1校時目、5・6年生の理科の学習で地層の観察を行いました。5年生は「水の流れのはたらき」、6年生は「土地のつくりと変化」の学習の一環として行ってきました。
町内某所で見られる地層まで自転車で移動し、そこで観察してきました。
朝方の緑町は冷え込んでいましたが、日の光も刺してきて冷え込みも緩み、とても気持ちのよい秋空の下のサイクリングとなりました。
さて、肝心な地層はというと、写真の下側にある濃い茶色の層は、粒の細かな土が堆積した層で、その上下に見られるのは軽石の層です。緑町の近くには、活火山である硫黄山もあります。それらの山々の火山活動により下の軽石の層が堆積し、その後に川等により土が運ばれて堆積、そしてまたその後に火山の活動によって軽石が堆積したのでしょうか…?
細かく見ていくと、下の層の軽石は粒が細かく、上の層の軽石は粒の大きなものが多く含まれていました。ここらへんも、調べてみるとどういった火山の活動の違いがあったのかが分かって面白いかもしれませんね。
さらにその上に行くと礫や土の混ざった層になっているので、こちらも川の流れのはたらきによって堆積された層だと推測されます。
こういった自然の教材が見られるのも、緑町のよい所ですね。子ども達も実際に見て、手で触れて、地球の歴史を感じていました。とても良い経験となりました!
(文責:すずき)
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